本記事は2026年10月17日時点の情報です。BDC PILATES(BDCピラティス、運営: オープンロードアソシエイツ株式会社)の利用規約(2026年2月26日変更・2026年4月25日実施)と別表、公式サイトのよくある質問、「再開のご案内」をもとに、退会・休会の手続きと注意点をまとめました。
結論から言うと、BDC PILATESの退会の締切は退会希望月の前々前月の末日で、公式の例では「12月31日で退会したい場合は、10月31日まで」です。手続きは会員証を持って店頭で行い、電話やメールではできません。また、手続きをしたあとも、退会するまでの受講料はかかります。締切は最後に在籍する月の2か月前に来るため、やめると決めたら早めに動きましょう。
結論:BDC PILATES退会の基本ルール
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 退会の締切 | 退会希望月の前々前月の末日まで(利用規約 別表)。公式の例は12月31日で退会→10月31日まで |
| 手続きの方法 | 会員証を持って店頭へ。電話・メールでの手続きは不可(規約第10条・よくある質問) |
| 来館の前に | 時間帯によりスタッフが不在の場合があるため、事前に電話かメールで連絡(よくある質問) |
| 手続き後の受講料 | 退会の手続きが完了するまでの間も、毎月の受講料がかかる(規約第10条) |
| 最低契約期間・解約金 | 規約に定めがない(退会を定めた第10条にも記載なし) |
| 休会 | 休会希望月の前々月の末日まで。期限なしの休会も可。再開時の入会金・事務手数料は不要 |
| 未消化の繰越 | 月4回・6回・8回プランは2回分、月3回プランは1回分まで。プライベートは1回分まで(別の質問では月2回プランは2回まで) |
| 支払済みの費用 | 理由を問わず返還しない(規約第7条) |
| 再入会 | 初回の入会と同じ手続と諸費用(入会金・事務手数料)がかかる |
公式に記載がないこと(店舗で確認)
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 休会中の費用(休会費・施設維持費) | 記載なし |
| 退会時に残った繰越分の扱い | 記載なし |
| 入会直後の取消し・クーリングオフ | 規約に定めなし |
「記載なし」「定めなし」は、公式ページで確認できなかったという意味で、「かからない」「できない」という意味ではありません。
退会の締切と手続き|手続きのあとも受講料が続く
退会のルールは、利用規約第10条(休会・退会)と別表に定められています。第10条は「会員は、登録コースのスタジオの窓口で会員証を提示し、退会のお申込ができます。」とし、申し込みから完了までの期間を別表の「退会手続期間」としています。その別表に書かれているのが「退会希望月の前々前月の末日まで」です。
よくある質問も同じ内容で、「退会希望月の前々前月の末日までに会員証をご持参の上、店頭までご来館ください。」「電話やメール等での手続きは致しかねますので予めご了承ください。」と案内しています。
注意したいのは「退会希望月」の数え方です。公式の例は「(例)12月31日で退会したい場合は、10月31日までにお手続きください。」です。この例から読むと、12月末で退会する場合は在籍しなくなる最初の月(1月)が退会希望月にあたり、その前々前月の10月の末日が締切になります。言いかえると、最後に在籍する月の2か月前の月末が締切です。
もうひとつ大事なのが費用です。第10条には「その間、退会前の毎月の受講料がかかります。」とあります。公式の例でいえば、10月31日に手続きをしても、11月分と12月分の受講料は払うことになります。
受講料は前月の27日(休日の場合は翌営業日)に口座振替され、月会費の期間は毎月1日から末日です(規約第7条・よくある質問)。規約に当てはめると、公式の例では11月分は締切より前の10月27日に振り替えられます(本記事の計算)。
店頭へ行く前の連絡も欠かせません。よくある質問には「当スタジオは時間帯によりスタッフが不在の場合がございます。」とあり、連絡なしで来館するとその場で手続きできない可能性があるため、事前に電話かメールで連絡するよう案内されています。手続きできる時間も、スタジオのレッスンスケジュールによって日ごとに異なります。電話の受付時間は平日10時〜20時・土日10時〜17時で、番号は店舗ごとに分かれています。
締切カレンダーの具体例

公式の例と同じ読み方で、よくある退会月に当てはめると次のとおりです(12月末以外は本記事の計算です)。
| 最後に在籍する月 | 退会希望月 | 手続きの締切 | 締切のあとも受講料がかかる月 |
|---|---|---|---|
| 12月末で退会 | 1月 | 10月31日まで(公式の例) | 11月分・12月分 |
| 3月末で退会 | 4月 | 1月31日まで | 2月分・3月分 |
| 4月末で退会 | 5月 | 2月の末日まで | 3月分・4月分 |
| 6月末で退会 | 7月 | 4月30日まで | 5月分・6月分 |
締切の日にスタッフが不在だったり、手続きできる時間が合わなかったりすると、その月のうちに手続きを終えられないかもしれません。月末ぎりぎりではなく、余裕をもって店舗に連絡しましょう。主要スタジオの解約条件の違いはマシンピラティスの解約・退会手続きまとめで比較できます。
解約金・最低契約期間は規約に定めがない
利用規約第10条(休会・退会)には、最低契約期間や解約金・違約金の定めがありません。規約のほかの条項とよくある質問にも、2026年10月17日時点で、これらの記載は見当たりませんでした。なお、公式サイトに特定商取引法に基づく表記のページは見当たらず、退会のルールは利用規約とよくある質問から確認しています。
ただし、規約に定めがないことは、あなたの契約に何の条件もないと言い切れる根拠にはなりません。入会時の契約書類や店舗の案内で、条件がついていないかを確かめておくと安心です。
入会してすぐに取り消す場合(いわゆるクーリングオフ)についても、規約に定めはありません(法律上の扱いは末尾の注意を参照)。
休会という選択肢|期限なしも可・再開の費用は不要
「しばらく通えないけれど、やめるかは決めていない」なら、休会という選択肢があります。規約は休会を、会員資格を休止させることと定め、「復帰する場合、入会金および事務手数料はかかりません。」としています。
- 締切:休会希望月の前々月の末日まで。会員証を持って店頭で手続きし、電話・メールではできません(別表・よくある質問)
- 公式の例:「12月31日で休会したい場合は、11月30日までにお手続きください。」とあります。同じ12月末の区切りでも、退会の締切(10月31日)より1か月遅くなります
- 期間:「再開のご案内」には「期限なしでの休会」と、再開する月を決めて休会する方法の2通りがあります
- 延長:休会終了月の前々月の末日までに、スタジオで手続きします
- 長期の休会:休会期間が5年を超える場合は、規約で「会員の個人情報の保管や会員資格の復帰を保証するものではありません。」とされています
注意したいのは繰越分です。「再開のご案内」には「休会に入るとレッスンの繰越し分は消滅し、その他お持ちのレッスンチケットはご利用できません。」とあります。休会の前に、残っている受講権利を使っておきましょう。
休会中の費用(休会費や施設維持費)は、公式に記載がありません。休会を申し込むときに店舗で確認してください。
再開するときは、電話などで連絡して初回のレッスンを予約し、来館時に「再開届」を書いて、再開月と翌月の月会費・施設維持費を支払います(再開のご案内・よくある質問)。
退会と休会では、戻るときの費用が違います。退会してから再び入会すると、規約上「初回の入会と同様の手続および諸費用がかかります。」となり、よくある質問でも入会金と事務手数料が必要とされています。もう一度通う可能性があるなら、休会と比べてから決めましょう。
回数を減らして続けたい場合は、コース変更も選択肢です。締切は変更希望月の前月の20日までで、会員証を持って店頭で手続きします(別表・よくある質問)。月4回・6回・8回のほか、二子玉川・池袋・吉祥寺には月3回のプランがあります。
繰越と返金・最終請求
その月に受講できなかった分は、月が変わると自動的に翌月へ繰り越されます。よくある質問によると、繰り越せる回数は次のとおりです。
- 月4回・月6回・月8回プラン:2回分まで
- 月3回プラン:1回分まで
- プライベートレッスンコース:1回分まで(別の質問では月2回プランは2回まで。店舗で確認)
一方で、退会するときに残った繰越分がどうなるかは、公式に記載がありません。返金については、規約第7条に「お支払いただいた諸費用(支払い方法を問いません)は、理由の如何を問わず、会員に返還しません。」とあります。過払金は、法令の定めか会社が認める理由がある場合にだけ返還されます。最後に在籍する月の末日までに受講権利を使い切れるよう、予約を計画しておくのが現実的です。
最終請求は、前月27日の口座振替で考えます。12月末で退会する場合は、11月27日(休日なら翌営業日)に振り替えられる12月分が最後になる計算です(本記事の計算)。振替口座の残高は、最後に在籍する月の前月27日まで確保しておきましょう。
退会前に確認したいチェックリスト
手続きに進む前に、次の点を確認しておきましょう。
- 締切から逆算する:最後に在籍する月の2か月前の月末が締切です(例:12月末で退会→10月31日まで)。
- 来館の前に連絡する:スタッフが不在の時間帯があるため、電話かメールで連絡し、手続きできる時間を確かめましょう。
- 会員証を用意する:規約・よくある質問とも、手続きには会員証が必要です。
- 手続き後の受講料を見込む:締切の日に手続きしても、退会するまでの2か月分の受講料がかかります。
- 残りの受講権利を使い切る:退会時に残った繰越分の扱いは記載がなく、支払済みの費用は返還されません。
- 休会と比べる:休会から再開するなら入会金・事務手数料は不要、退会後の再入会では必要です。
- 休会中の費用を聞く:休会を選ぶ場合、休会費や施設維持費の扱いは記載がないため、店舗で確認しましょう。
やめたあとの3つの選択肢

BDC PILATESをやめたあと、体を動かす習慣そのものをどうするかは人それぞれです。ここでは3つの方向性を紹介します。
①別のスタジオへ乗り換える
マシンピラティスは続けたいけれど、通いやすさやレッスンの形式を変えたいなら、他のスタジオへの乗り換えが選択肢になります。選び方はマシンピラティスの選び方|初心者が失敗しないポイント、料金相場はマシンピラティスの料金相場|月額いくらかかる?で整理しています。BDC PILATESのプライベートレッスンのように一対一の指導で続けたい場合は、マシンピラティスのパーソナルレッスンも参考になります。体験予約の入口は、よくある質問のあとで紹介しています。
②オンラインピラティスという選択肢
通う時間をとりにくくなった場合は、自宅で取り組めるオンライン形式のピラティスを選ぶ方法もあります。スタジオのマシンレッスンとは形式が変わるため、料金や内容を各サービスの公式サイトで確認してから選びましょう。
③いったん完全に体を動かす習慣から離れる
無理に続けようとせず、いったん離れるという選択も間違いではありません。ただし、もう一度通うかもしれないなら、再開のときに入会金・事務手数料がかからない休会と、再入会で諸費用がかかる退会とで、戻るときの負担が変わります。やめる理由そのものを整理したいときはマシンピラティスをやめた理由|通い続けられなかった人の声も参考にしてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. BDC PILATESの退会は、いつまでに手続きすればいいですか?
A. 利用規約の別表により、退会希望月の前々前月の末日までです。公式の例では、12月31日で退会したい場合は10月31日までに手続きします。最後に在籍する月の2か月前の月末が締切と考えると、数え間違いを防げます。
Q2. 電話やメールで退会の手続きはできますか?
A. できません。会員証を持って店頭で手続きします。ただし、時間帯によりスタッフが不在の場合があるため、来館の前に電話かメールで連絡するよう公式に案内されています。
Q3. 退会の手続きをしたあとも、受講料はかかりますか?
A. かかります。規約第10条には、退会の手続きが完了するまでの間も「退会前の毎月の受講料がかかります。」とあります。10月31日に手続きして12月末で退会する場合、11月分と12月分の受講料を払うことになります。
Q4. 解約金や最低契約期間はありますか?
A. 2026年10月17日時点で、利用規約第10条には最低契約期間や解約金の定めがなく、規約のほかの条項やよくある質問にも記載が見当たりませんでした。入会時の契約書類で条件がついていないかを確かめておくと安心です。
Q5. 休会から再開するときと、退会後に再入会するときで、費用は違いますか?
A. 違います。休会から復帰する場合、入会金と事務手数料はかかりません。退会後に再び入会する場合は、初回の入会と同様の手続と諸費用がかかり、入会金と事務手数料が必要です。
この記事についての注意
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約トラブルに関する法的助言ではありません。実際の手続きや金額は、通っている店舗や公式サイトの最新情報でご確認ください。
なお、マシンピラティススタジオの契約は、特定商取引法上の「特定継続的役務提供」の対象7業種には該当しないため、いわゆるクーリングオフ制度の対象にはなりません。また、消費者契約法第9条では、契約解除に伴って事業者に生じる平均的な損害の額を超えるキャンセル料・違約金条項について、その超過部分が無効となりうるという考え方が一般論として存在します。国民生活センターは2024年1月に、ピラティス・ヨガスタジオの解約トラブルについて注意喚起を行っています。
契約内容や解約条件をめぐって個別のトラブルが生じた場合は、消費者ホットライン「188」や、お住まいの地域の国民生活センター・消費生活センターに相談することができます。

